入社のきっかけは？
大学時代から分析関係の仕事をしたいなと思っていたのですが、一つの製品だけを分析・調査し続けるというよりは、いろいろな分野に幅広く手を付けたいと感じていました。JTLではあらゆる業界に携わることができ、分析以外にも試験・計測など、手広く事業展開していると聞き、自分が極めたスキルを他の事業にも応用させていけるんじゃないかと思って、この会社を志望しました。
現在の仕事内容は？
現在は、お客様からご依頼いただいて、製品の開発段階における不具合の原因を、電子顕微鏡(SEM)をはじめとした様々な分析機器を用いて解析・調査しています。例えば開発段階で異物が生じた場合に、その成分や発生原因などを分析して、結果をお客様に分かりやすい形でまとめて報告することが私の仕事です。、また、これまでの経験を活かして技術営業のような動きも任せられており、自分でお客様のところに行って仕事を取ってきたりもします。取ってきた案件はチーム内の後輩と一緒に、どういう方向性で調査を進めていくかを考えながら進めていくので、案件を管理するというよりは、対応を一緒にやっているような感じです。
働く中でのやりがいは？
お客様と直接やり取りをして、依頼された問題解決に取り組むと、材料に対する知識のほかにも製品がどうやってできるのか、というプロセスも学ぶことができるので、自分のスキルの向上とかを成長させることができる、ということが一つ。もう一つは、自分が携わった製品が、何年後かに世の中で使用されているとのを見かけた時は、やって良かったなと感じます。
今後のビジョンは？
お客様の課題を一緒に解決することができる、課題解決型の仕事ができる事業所を目指していきたいです。今はどちらかというと、分析とか調査に近くて、とれたデータに対する考察を一緒に報告する、といった形で案件を収めることが多いんです。そこからさらに、「こういう結果になった原因として、このような可能性が考えられます。」という、一歩踏み込んだ考察を付けられるようになれたら、お客さんと一緒に、より新しいものを作っていけるのではないかと思います。
