採用サイトトップ 社員インタビュー 各地の現場に、最先端の技術を

各地の現場に、最先端の技術を

技術職(評価)

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計測領域

非破壊評価センター
2014年入社

Q. 入社のきっかけは?

前職では将来のキャリアが見えず、地元である岐阜県で長く働ける会社を探していたときに出会ったのが当社でした。理工学部出身で図面が読めることを伝えたところ、面接中にそのまま計測室を見学させてもらえることに。設備や仕事内容を見て「ここなら自分のスキルが活かせそう」と感じたのが入社のきっかけです。大学では2D・3Dの図面を学び、手書きで1年かけて図面を仕上げる授業も経験。今の仕事にもその経験がしっかり活きています。

Q. 現在の仕事内容は?

現在は、3Dスキャンの技術者として現場での測定作業を行いながら、営業活動も担う技術営業として働いています。社内ではチームリーダーとして、メンバーのフォローや目標達成に向けた取り組みにも力を入れています。業務の中心は全国各地への出張測定サービスで、年間の対応件数は約80件。大型設備や壊れやすく輸送が難しい製品、既設物など、現地でしか測定できないケースに対応しています。チームとしては、数年間なかなか成果が出ず苦しい時期もありましたが、従来の自動車業界中心の顧客層から一歩踏み出し、重工業、航空宇宙、エネルギー、インフラなど新たな分野へと顧客層を広げたことで、ようやく追い風が吹いてきました。自分たちで戦略を立て、チャンスをつくり、結果につなげた経験は、大きな自信と財産になっています。

Q. 働く中でのやりがいは?

3Dスキャンという言葉自体が、どこか最先端でかっこいい印象があると思います。実際にその装置を使って現場で作業するのは、技術者としてもワクワクしますし、納品したデータが「すごく役立った」とお客様から評価されると、やりがいを感じます。スキャン対象は工場だけでなく、ダムや漁港など多岐にわたり、「こんな場所で?」と思うような現場に行くこともあり、面白いです。基本は一人で対応しますが、大規模な案件ではチームで協力することもあります。普段立ち入れない場所に入り、地域の産業や人々の仕事に触れられるのもこの仕事ならでは。技術だけでなく、人生経験としても得るものが多い仕事です。

Q. 今後のビジョンは?

3Dスキャンはまだ新しい分野で、私たちのサービスも最先端な印象を持たれることが多いです。だからこそ、業界の最前線を走る存在でありたいという思いがあります。実際、使用する機材は年に一度のペースで進化していて、精度や操作性も日進月歩。今後は、VRや仮想空間といった分野との連携も視野に入れながら、検査の枠を超えた新しいサービス展開の可能性も感じています。将来的には、今のチームを少数精鋭のプロフェッショナル集団として育てていきたいです。お客様と1対1で向き合うスタイルだからこそ、常に最新技術に対応し、高精度なサービスを提供できる体制を整えていきたい。技術力を磨き続けながら、お客様にとって頼れる存在でありたいと思っています。

※本記事は2025年6月に取材したものです。