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技術と人材で持続可能な組織づくりに貢献したい

技術職(評価)

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計測領域

計測センター
2007年入社 新卒

Q. 入社のきっかけは?

就職活動中に参加した岐阜市の合同企業説明会で、JTLに出会いました。特に目当ての企業があった訳ではなく参加をしたのですが、複数の企業の説明を聞く中で、JTLだけが他とは違う雰囲気を放っていて、自然と興味を惹かれました。現社長の話す仕事内容は、聞いたことのない内容ばかりで、正直「何をしている会社なのだろう?」という印象でしたが、逆にそこが面白そうだと感じました。大学では都市情報学を専攻していましたが、明確な職業のビジョンはなく、営業職や公務員なども視野に入れていました。ただ、技術職や研究職のように、一つのことにじっくり取り組むスタイルの方が自分に合っていると感じていたので、自由度が高く、自分の裁量で動けるJTLに魅力を感じたことが、入社の決め手です。

Q. 現在の仕事内容は?

計測事業部の計測センターに所属し、精密測定第一チームのチームリーダーを務めています。第一チームでは、立ち上げ当初から続く既存の測定業務に加え、プログラム導入など計測センター全体に関わる業務を担当しています。名古屋事業所・大阪事業所・本社の3事業所にまたがるチームで、チームのメンバー数も社内で一番多いため、技術力の底上げや人員管理、営業的な業務まで幅広く携わっています。リーダーとしてのチームビルディングという観点では、各拠点のサブリーダーと連携しながら、距離の壁を感じさせないように面談やテレビ会議を活用し、コミュニケーションを重視しています。また、技術営業としてお客様と直接やり取りすることで、リアルタイムでの提案や回答が可能になり、スムーズな業務進行とお客様との信頼関係の構築にも繋がっています。もちろん、自分自身も計測業務を行いながら、現場の最前線でチームを牽引しています。

Q. 働く中でのやりがいは?

技術職として、ただ機械を操作するだけでなく、自分の知識や経験、スキルが結果に直結する点にやりがいを感じています。特に、他社では対応が難しいような案件や、自社内でも前例のない測定依頼に対して、お客様へ満足いただけるデータを提供した後に、感謝のお言葉をいただいた時、大きな達成感があります。
JTLは設備の種類や台数が豊富で、三次元測定機に限らず、顕微鏡や最新の測定機器を組み合わせた総合的な対応が可能です。こうした規模感と技術力の幅広さは、他社にはないJTLの強みであり、難易度の高い依頼にも応えられる理由の一つです。
また、入社から18年以上経った今でも、技術の奥深さに魅力を感じています。知識を深めれば深めるほど、新たな課題や学びが見えてくる。そうした探究心を持ち続けられる環境が、自分にとってのモチベーションになっています。

Q. 今後のビジョンは?

現在、計測事業部は拡大しておりチームの数も増え、それぞれにテーマや役割があります。私が所属するチームは、立ち上げ当初から続く計測業務の“顔”ともいえる存在であり、今後もこの事業を継続・発展させていくことが使命だと感じています。
計測の仕事は、短期間で技術者を育てられるものではなく、10年、20年と時間をかけて積み上げていくものです。だからこそ、組織の構造に合わせてチームを最適化し、技術を継承できる人材を育てていくことが重要だと考えています。また、新しい仕事にも挑戦しながら、これまでの業務も高い技術レベルで維持し続けられる体制を整えることが、今後の大きな目標です。
将来的には、部門全体を見渡しながら、技術と人材の両面で持続可能な組織づくりに貢献していきたいと考えています。

※本記事は、2025年6月に取材したものです。